2017年3月卒業,2017年度研究生
さとる (うらしま) |
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2017年度研究テーマ | 地域を舞台にした小説に関する研究 |
研究概要(2017年度)
実在する建造物や観光施設を物語に登場させる小説がある。読み手側に風景を想像しやすくさせ,物語にリアリティを持たせる等の効果がある。また,阪神淡路大震災や東日本大震災等,災害を題材とした作品は,それらの経験や記録を後生に残し,風化を防ぐ上でも重要な役割を担っている。本研究では,実在する地域を舞台とする小説について,近年発表された作品を中心に,それらの小説のタイトルや著者,小説に登場する場所の情報を収集する。また,建造物や観光施設を登場させることの物語上の効果や,登場した施設に,観光行動が見られるかどうか等を調査する。